仕事のミスの減少と勇気ある報告:紙芝居型ブログ ブログ#121

 仕事のミスをいかに減らすか,
どんな職場でも永遠の課題ですよね。
 
 ただし,やりすぎると,
職場の雰囲気が悪化し,

 もっと重大なことになることがありあす。

 このあたり,
紙芝居でお伝えします。

仕事のミスの減少と勇気ある報告

こちらは,A社長です。

A社長は自動車の部品工場を経営しています

 最近なかなか会社の業績が落ちてきたなぁ。やっぱり安い海外の部品がどんどんでまわってきて,利益がどんどん少なくなっちゃってるんだよなぁ。 困ったらどうしたらいいんだろう

 そうだ,ちょっと工場長に相談してみよう。

 こうして,A社長は,工場長に相談しました。

> 

 こちらは Bさんです。Bさんは自動車部品工場の工場長を務めています。

 A社長は最近の業績不振について,B工場長に相談しました。

 そうですねぇ,たしかに,最近,どんどん業績が悪くなっていってますね。

 やはり,今は海外の安い自動車部品がどんどんで回ってきているので,それを考えると,今後,わが社の自動車部品販売数が増えるかというと,むしろ,ますます苦戦するのではないかと,予想しています。

そうすると,今できる対策としては,一つは,なるべく製品の価値を高めて,価格を上げていくこと,もう一つは経費を削減すること,コストをカットすることでしょうか

 なるほど,確かに,今後,販売数はなかなか増えないだろうから,経費削減・コストカットだね。

 そのための方法としては,なにがあるだろうか。

 そうですね,材料の仕入先にはもうかなり頑張ってもらっているので,これ以上材料の仕入れ額を下げる交渉っていうのはなかなか考えづらいと思います。

 そうすると,他に考えられることとしては,そうですね,やはりミスを減らして,部品の無駄遣いをなくすことや,ミスしてしまった部品の修理し直しによるコストを削減していくということでしょうか

 そうすることによって,納品先からの信頼もますます高まりますので。

 なるほど,それはとても重要なアイデアだな。よし,ミスを少なくしていこう。もちろんのことだけど,人のやることだから,ミスを完全にゼロにすることはもちろんできないと思う。ただ,少しでもミス少なくする努力というのはとても大事なことだと思うよ。

 社長,そうですね。それでは,今後はより一層ミスを少なくして無駄な経費を減らすこと,無駄なコスト削減していくことを,全社的に,推し進めていこうと思います。

 おお,いいですね。それはとても良い。では,是非とも急いでやってください。

はいわかりました

 こうして,B工場長は 工場のスタッフに対し,とにかくミスを少なくすること,部品の無駄遣いをしてしまうこと,部品の修理をすることでかかってしまうコストを減らすことを,何度も何度も伝えました。

 すると工場でのミスがどんどん少なくなっていき,その結果無駄な材料代を削減することができました。また,ミスをしたことにより修理のし直しに要するコストもかからなくなっていき,利益がどんどん増えていくようになりました

 社長やりました!!ミスを少なくしたことによって,コストを3割カットすることができました!!

 その結果前年比20%の利益が上がりました。スタッフのみんなががんばってくれました。

 おお,よくやってくれたぞ!それは本当にすごい成果だ!!本当にありがとう。この調子で頑張ってくれ

 こうして,会社では,ミスを少なくしていくことによりどんどん,業績が上がっていたことから,B工場長はますますミスが起きないよう,工場のメンバーに周知することを徹底しました。

 他方,こちらは Cさんです。

Cさんは自動車部品の組み立て・製作を担当していました。Cさんはとても真面目な性格で,毎日を一生懸命頑張っていました。

 さあ今日も仕事を頑張るぞ!!こうしてBさんは今日の仕事を開始しました。

そして夕方になりました。Cさんが,完成した部品の検査をしていた時の事です

 あれ!!この部品,しまった!!この部品,組み立ての際に,ミスしちゃってるだろうなあー。まずいなどうしよう。毎日,B工場長から,とにかく,ミスを少なくするようにと言われていて,

毎日すごい指導されてるし,ここで,今,自分がミスしたら社内の空気を悪くしてしまうかもしれない。はー,どうしようどうしよう。

 かと言ってこの部品を納品しちゃったら,後でミスが発覚して手直し・修理をするということで,また部品が戻ってきてまた,また無駄な修理代コストがかかっちゃう。一体どうしたらいいんだろう

 このように,Cさんは悩みに悩んでいました。社内ではとにかくミスを少なくするように,という雰囲気が強かったことから,なかなかミスをしてしまったと言い出せる雰囲気ではありません。でした。

しかし,このまま部品を納品してしまえば,後ほど,ミスが発覚してまた戻ってきてしまう可能性がありました。

 そのためCさんはとても悩んでいました

そして,その後,とうとう,Cさんは決断しました

 CさんはB工場長のところに行きました。B工場長,今,少しよろしいでしょうか。

 おー,Cさん,どうもいつも頑張ってくれてますね。ありがとうございます。今日はどうしましたか。

 ハイ,すいません。こちらの部品,すみません僕のミスで組み立て工程を間違ってしまっておりました。大変申し訳ございません!!

 ああ,そうだったのですね。そうなんですね。

 はい,大変申し訳ありません

 はい,わかりましたよ。むしろ,よく言ってくれました。ミスを少なくすることももちろん重要ですが,ミスを発見した場合には早く言ってもらうことのほうがもっと重要なんです。

 もし,Cさんが,勇気を出して言って下さらなければ,勇気ある報告をしてくださらなければ,納品してしまってから,ミスが発覚して,お客様のところで大きなトラブルになったり,大損害が発生していたかもしれませんよ。それを防止できました。

また,お客様からの信頼を失う方がもっともっと大変なことですから,Cさんが勇気を出してくださって,ありがとうございました。

なかなか言いづらかったでしょう。勇気を出してもらってよかったです。

 はい,申し訳ございませんでした。そういっていただけると,少し,心が軽くなります。

まだまだ挽回可能ですから,これから,頑張ってもらえるとありがたいです。

 はい頑張ります,ありがとうございます。

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