人が増えると弱くなる!?リンゲルマン効果:紙芝居型ブログ ブログ#264

「30分ミニ社員研修教材」

 人が増えると逆に弱くなってしまうことがあることについて
意見交換・意識共有したい人のための
研修教材です。

<人が増えると弱くなる!?リンゲルマン効果>

 こちらは,とある建設会社に勤務するA部長です。A部長は,おっとりとした優しい性格で,生まれ育った地元で,地域の人々と交流することが多い建設会社の仕事をとても気に入っていました。

 しかし,実は,A部長は,悩んでいました。

 うーん,最近,会社の業績が落ちちゃってるなぁ。いったい,なんでなんだろうか。

 4,5年前は業績が順調だったから,少しずつ,働いてくれる社員さんやパートさんの数を増やしていって,そうすれば,さらに業績も上がっていくんじゃないかって思ったんだけれども,実際には,人数が増えたからといって,そのまま業績が上がるっていうことにはならなかったなぁ。会社経営って難しいもんだなぁ。いったい,どうしたらいいんだろうか。もっと,社員さんの数を増やせばいいんだろうか。それとも,やっぱり効果はないんだろうか。悩むなぁ

 そうだ,そういえば,先日,会社の管理職研修を担当してくれたB先生がいる。ちょっと,B先生に相談してみようかな。

 こちらが,研修講師のB先生です。

 あ,Aさん,先日の研修ではお疲れ様でした。今日はどうされましたか?

 どうも,B先生,先日はありがとうございました。

 はい,今日,伺ったのはですね,最近,会社の業績が伸び悩んでいまして。

 4,5年前は業績が良かったので,それから少しずつ,社員さんやパートさんの人数を増やしていったんです。そうすれば,人数が増える分できることも増えて,売上はもっと上がるかなって思いまして。でも,実際には,人数が増えたからといって,売上は変わらなかったんですよ。

 なんでなのかなぁって,思いまして,

 なるほど,そういった状況だったのですね。それは難しい問題ですねぇ。

 おそらく,いろいろな要因があるのだろうと思われます。それに,ビジネスの正解とか,どうすれば業績アップにつながるかっていうのは,誰にも正解はわからないですよね。

 ただ,今のお話を聞いて,一つお伝えしたいと思ったことがあるんですけど,お伝えしてもいいですか?

 はい,ぜひ,お願いします。

 ありがとうございます。それは,リンゲルマン効果,という言葉なんです。リンゲルマン効果って,聞いたことありますでしょうか?

 いや,聞いたことないです。どういうことなんでしょうか?

 はい,これは,フランスのマクシミリアン・リンゲルマンさんという方が行った実験なのですが,たとえば綱引きをするとして,綱引きの人数を増やしていったときの一人の力の量を測ってみたそうです。

 一人で綱を引くときの力を100%とすると,綱引きをする人の人数が増えるにつれて,一人の力の量は減っていったそうです。

 こんな実験結果があるそうです。

へー,なるほど,この実験は面白いですねぇ。これって,会社経営に置き換えてみると,やっぱり,人数が増えればそのまま業績が上がるっていうことにはならなくて,むしろ人数が増えると一人一人の力の量が減ってしまう可能性があると考えてみるべきだと思いました。

であれば,我々管理職のほうで,いかに,社員さんやパートさんが,一人一人,それぞれ全力を出し切れるような環境を整えるか,工夫しようと思いました。

 なるほど,それはとても良いことですね。この実験から,集団が大きくなるほど集団全体のアウトプットと個人のアウトプットの合計の差は拡大すると言われています。

 この点,どんなことが必要だと思いますか?

 うーん,そうですね。やっぱり,個人事業などと違って,会社経営は役割分担が必要ですから,みんなで役割分担をする中でも,一人一人が全力を出せるようにするにはどうしたら良いのか,みんなで,今まで以上にコミュニケーションを取ってみようと思います。

 なるほど,それはいいですね。

 はい,ありがとうございます。がんばります!!

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