2019年 4月 の投稿一覧

クイズ!給与の3倍稼いでトントン:紙芝居型ブログ ブログ#117

 よく「給与の3倍稼いでトントン」
という言葉を聞きます。 
 
 これも,社員さんに理解していただけると,
より成長していただけるのではないかと思います。

 その事前準備となる物語を,
紙芝居でお伝えします。

クイズ!給与の3倍稼いでトントン

こちらは,Aさんです。

Aさんは,元々,おしゃれな洋服が好きで,特に,カジュアルなものや,フォーマルなスーツが大好きした。

Aさんは,いつか,オーダーメードスーツのお店を開きたいと夢見ていました。

 ある日,Aさんは,たまたま,オーダーメードスーツの制作・販売会社のB社長と知り合いになりました。

こちらが,そのB社長です。

AさんとB社長は,スーツの話題でとても意気投合しました。

Aさん,君はとても見所がある。この業界で働いたことはないようだけれど,君のオーダーメードスーツへの愛情には恐れ入ったよ。

そこで,うちの会社で働いてみる気はあるかい?

その気があれば,未経験社員では,異例の年収500万円で,一年間契約しようと思うよ。その後の更新や契約金は,一年ごとに見直すとしよう。

ええ,未経験の僕なんかを,年収500万円でやとっていただけるんですか。はい,願ったりかなったりです。ぜひ,お願いします。

やったー,嬉しいなぁ。全く業界未経験の僕なんかを,いきなり年収500万円で雇ってくださるなんて本当にありがたいな。

もう我武者羅に,一生懸命頑張って,絶対恩返しするぞ

こうして,真面目な A さんは,一生懸命,会社で働いて頑張りました。

そして1年後のことです。

ふー,あっという間に一年経っちゃったなー。よし,来年も頑張ろう

ある日,Aさんは,B社長に呼ばれました。

Aさん,ちょっといいかな。来年の契約なんだけど,君はこの一年,とてもがんばったから,来年も1年間,年収500万円で,君を雇おうとおもうけれど,どうかな?

はい,ありがとうございます。来年も頑張ります

Aさんは,内心,こう思っていました。

来年もお給料の額は変わらないのかぁ。ほんとは,もしかしたら,ちょっとお給料上がったりしないかなって思ってたんだけどなぁ。

まあやっぱり500万円のままか

B社長は,こう思っていました。うーん,Aさん,ちょっと浮かない顔してたなぁ。もしかすると,お給料の金額が上がらないってことに,不満があるのかもなぁ。

ただまあ,実際,この業界は,入社して3年はたたないと,会社の戦力には,実際には,なっていないんだよなぁ。正直なところ,3年間は,育成期間だから,会社としてはむしろマイナスになっちゃうんだけど,彼はオーダーメードスーツへの愛情がすごいから,きっとわが社を引っ張ってくれる人財になってくれるだろうから,きっと,自分で気づいてくれるだろう。

その後,Aさんは,この年も,死に物狂いで一生懸命お仕事を頑張りました

そしてまた1年後のことです。

 Aさんちょっといいかな。来年の契約なんだけれども,来年も,年収500万円でよければ,来年も1年間契約しようと思うけれど,どうかな?

は,はぁ。わかりました。がんばります。ちなみに,お給料って,もう少しあがったりしませんかね?

うーん,Aさんが頑張っているのはわかるんだけど,もう一年は,年収500万円で頑張って欲しいと思うよ。

わかりました,がんばります。

Aさんは,内心,こう思っていました。あー,また今年もお給料上がらなかったなぁ。でもなぁ。入社する時に比べたら,僕かなり仕事できるようになってるのになぁ。お客さんも増えたし,スピードも上がったのになぁ。それなのにお給料上がらないのかぁ。

入社したときは,年収500万円って言われて喜んでたけど,なんだかちょっとテンション下がっちゃうな。

他方,B社長は,こう思っていました。

うーん,Aさんちょっと落ち込んでたなぁ。給料が上がらないことに不満があるのだろうなぁ。

かといってなぁ,私が,これを言ってしまうと,恩着せがましいから,私からは言えないけど,「給与の3倍稼いでトントン」っていうことを,知らないんだろうなぁ。私も若いときはわからなかったけど,会社経営してみると,給与の3倍稼いでトントン,がわかるんだよなぁ。

まあ,賢いAさんのことだからきっといつかわかってくれるだろう。給与の3倍以上稼ぐようになったら,会社としても喜んで給与を上げさせてもらうからな。

 そして,また一年間,Aさんは猛烈に働きました。そして,Aさんは,ますます売上アップに貢献し,自信をつけました。

 そして,内心,こう思っていました。

 今年も1年,必死に働いて,売上もどんどん増えた。これならもう僕一人でもやっていけるんじゃないかな。それに,お給料は全然増えないみたいだから,それなら,自分でがんばった分,全部自分でもらえるように,自分で会社を作ろうかな。

 こうして,Aさんは,B社長に会社を辞めて独立することを伝えました。

 B社長,今までお世話になりました。この度,僕,独立して,自分で会社を作ることにしました。今まで,本当に,ありがとうございました。

 おお,そうだったのか。わかった,君がいなくなってしまうことはとてもさみしいが,君の人生だ,陰ながら応援させてもらうよ。君はこの数年で,ものすごい成長して,立派になったよ。君なら必ず夢を実現できるよ。

 はい,ありがとうございます。

こうして,Aさんは,独立して会社を立ち上げることになりました。

それから,ますます,毎日,必死に頑張って,働きました。

当初は,苦労したものの,徐々に売上が増えていきました。

それから3年ほど経ったころ,仕事が手一杯になってきたので,従業員を一人雇い入れることになりました。

そしてさらに1年後のことです。

あれれ,おっかしいなぁ。売上も順調に伸びてると思って,従業員さん一人入社してもらって,今年も一年めいっぱい頑張ったけど,なんだかあんまり会社にお金が残ってないんだよな。一体なんでなんだろう。

そうだ,ちょっと税理士の先生に話を聞いてみよう

こちらは,C税理士です。

こんにちは。A社長,今日は,どうされましたか?

C先生,いつもお世話になっております。

今日はちょっとご相談がありまして,うちの会社,徐々に売上も伸びてきて,そろそろ,従業員さんを,一人雇いまして,今年一年がんばってみたのですが,なぜだか,会社にあまりお金が残らなかったんです。

これって一体どういうことだかわかりますか?

なるほど,そうなのですね,ちょっと決算書を見てみましょうか。

ふむふむ,この決算書を見てみると,会社にお金が残らない原因は,やはり従業員さんをお一人雇いれたということが大きいですね。

というのは,従業員さんに入社してもらっても,すぐに即戦力化するわけではないので,戦力になるまで育ってもらえるのを,待つ必要がありますよね。

また,一般論ではありますが,よく言われている言葉で,「給与の3倍稼いでトントン」という言葉があるのですが,ご存知でしょうか?

 給与の3倍稼いでトントン,ですか,はじめて聞いた言葉です。どういう意味なんでしょうか?

 ここで,クイズです。C税理士は,どのような説明をしたでしょうか?

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社長と社員の立場の違いによる貢献意識のズレ:紙芝居型ブログ ブログ#116

社長と社員の立場の違いによる貢献意識のズレ:紙芝居型ブログ ブログ#116

 経営者の方のシビアな採算意識,経営感覚は,
なかなか社員さんに伝わらないことが多いですよね。
 
 それもそのはず,
社長さんと社員さんとでは,
これまでの経験の差が大きい,
ということがあげられると思います。
 
 その差を少しでもうめて,
目線の高さを合わせるために,
紙芝居で物語をお伝えします。 

社長と社員の立場の違いによる貢献意識のズレ

こちらは,Aさんです。

Aさんは,新卒で,デザイン制作会社に就職しました。

Aさんは,もともと独立して社長になりたいと思っていました。

そこで,まずは,デザイン会社に就職して,経験を積み重ね,いずれは独立して社長になることを夢見ていました。

いよいよ,憧れのデザイン会社に就職できたぞ。

僕もここで力を付けて,いずれは独立して社長になるぞ。

A君は元々,好奇心が旺盛で,色々な仕事に積極的に取り組みました

毎日,走り回ってがんばっていました。

そしてある日のことです

ふー,今日もつかれたなぁ。営業はとにかく走り回るのが大事っていうのはわかるけど,うちの会社拘束時間長いんだよね。はー、はやく仕事の時間おわらないかなぁ。仕事って,朝から晩まで,長時間拘束されて,つらいよね。早く帰りたいなぁ。

そういえば,仕事が多くて忙しい月と,仕事が少なくて暇な月で,お給料って全然変わらないんだよね。なんだか,仕事が忙しくしても,給料が変わらないって,なんだか変な感じだなぁ

それから数年後のことです

ある日の朝礼の出来事です

こちらは B 社長です

皆さん,今年は昨年に比べてとても大きく利益が増えました。業績が良くなりました。そこで,わが社には,ボーナスという制度はないのですが,今年は,特別にボーナスを出そうと思います。なので,皆さんこれからも頑張ってくださいね

やったー,ラッキー,ボーナスもらえるのかぁ。嬉しいなぁ。初めてボーナスもらえるんだ。嬉しいなあ

あれれ,でも待てよ,おかしいなぁ。去年の方が今年よりも全然忙しかったのに,仕事量だってすごくて,僕もかなり働いたのに去年はボーナスってもらえなかったよなぁ。それなのに,今年は,去年ほど働いてないのに,ボーナスがもらえるって何だかおかしいぞ。どういうことなんだろ。

そうか,わかったぞ。きっと去年は,忙しすぎてボーナスを出すの忘れちゃったんだ。忙しくて忘れちゃうことよくあるよな。そう考えると,

ひどいよなあ。あんまりだよ。去年あんなにがんばったのに。就業時間の朝9時から夕方5時までちゃんと勤務したのに。しかも,無遅刻無欠席なのに。なんだかすごいモチベーション下がったよ。

ボーナスもらえると思って一旦モチベーション上がったんだけど,よくよく考えてみたら,その前の年のボーナスもらい損ねちゃってるんだから,モチベーション下がるなぁ。よし,なるべく早く,独立するぞ!。

こうして,なんと,A君は,ボーナスをもらったところ,逆にモチベーションが下がってしまいました。それから,半年後のことです。

A君はいよいよ念願の独立を果たし,株式会社の社長になり,新しいデザイン制作会社を作りました

ヤッター!!いよいよ僕も会社の社長になれたぞ。これからどんどんお仕事を取ってきて,頑張るぞ。さっそくだけど,僕一人じゃ全部の仕事はできないから,早速,人を雇ってみよう。

こうしてA君は 従業員を雇うことになりました。

それから3ヶ月後のことです。

あー,勢いで,独立してしまったけども,実際に会社を経営してみると,とても大変なんだなぁ。

全部の仕事の最終責任を負って,売上を上げ続けるって,こんなに大変なことだとは思わなかったよ。甘く見てなぁ。困ったなぁ。どうしたらいいんだろう。まあ,とにかく業績を上げるしかないな。このまま赤字だったら,あとどれくらいもつか,もうわからないな。

 それと,働いてくれている従業員のみなさん,就業時間中はみなさん真面目に働いてくださるけど,全然,会社の利益が増えないんだよなぁ。勤務時間中しっかりと働くことももちろんだけど,利益を生み出してくれないと,お給料払い続けられなくなっちゃうよ。

他方,こちらは従業員のCさんです。C さんは仕事にあまり熱心ではありませんでした。仕事よりもプライベートを充実させたいというタイプで,仕事はそれなりにこなせばよいと思っているタイプでした

ある日のことです。Cさんは突然,Aさんの所に行きました。そして質問をしました。社長すみません,ちょっとお聞きしたいことがあります。今月の給与明細にボーナスの記載がないんですが,なぜボーナスの記載がないんでしょうか。

Cくん,うちの会社には,そもそもボーナスっていう制度がないんですよ。

ボーナスという制度は,どの会社にもあるわけではないんです。特に法律でボーナスを払わなければいけないという法律は,ないんです。なのでボーナスを支給するかどうかは,会社次第,経営者次第なんですよ。

経営者次第ならボーナス払ってくれたっていいじゃないですか。何で払ってくれないんですか。

いやいやいやいや,うちの会社はまだ立ち上げたばかりで,ずっと赤字なんですよ。この状況でボーナスなんて出せると思いますか。

ずっと赤字なんて知りませんでしたから。

では,逆に聞きますが C 君は会社にどれだけ貢献してくれているんでしょうか

どれだけ貢献って,そんな事,ちゃんと就業時刻どおり朝9時から夕方5時までしっかり勤務してるじゃないですか。自分なんて,無遅刻無欠席ですよ。すごくないですか?完璧に貢献できてますよね。

いやいやいやいや,勤務時間働いたかどうかより,会社が粗利を出すこと,利益を残すことに貢献したかどうかが重要ではないでしょうか。なぜなら,粗利・利益なければ,ボーナスどころか,お給料を払えなくなってしまうわけですから。ただ勤務時間を過ごせばいいのではなくて,会社が粗利を出すこと,利益を残すことが重要じゃないですか。

そう言われてもよくわかりませんよ。僕は難しいことはわかりません。

とにかく,指示されたとおり,朝9時から夕方5時まで働いてるんです。これは間違いないですよね。タイムカードも残ってますから。だからボーナスくださいよ。

このように A さんC君の,社長と社員という立場の違いによる,貢献意識のズレは,平行線のままでした。

 いったい,どう説明したらいいんだーーー!!困った困ったー!!

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