ビジョンを持つこと:紙芝居型ブログ ブログ#258

「30分ミニ社員研修教材」

 ビジョンを持つことの大切さについて,
意見交換・意識共有したい人のための
研修教材です。

<ビジョンを持つこと>

 こちらは,A君です。

A君は,もともと,小さい頃から数字の計算が好きで,得意でした。

そして,A君は,自分の性格は金融機関に向いていると思い,地元の銀行に就職することになりました。

 ヤッター,第一希望の,地元の銀行に就職できたぞ。これからお仕事,頑張るぞー

 今までずっと,僕を育ててくれた,この地元に,貢献できる仕事がしたいなぁ。よーし,がんばるぞ!!

このように,A君は,やる気満々で銀行に就職し,まわりの先輩も,フレッシュな新人の明るさに,とても好感を抱いていました。そのため,A君は,先輩にとてもかわいがられていました。

ところが,現実は,厳しいものでした。A君はこのあと,仕事の大変さを痛感することになるのです。ある日のことです。

こちらは,銀行の窓口にやってきたお客さんです。

おおい,いったい,いつまで待たせるんだよ!なにやってんだよ。あんた新入社員だろ,ちょっと仕事遅すぎるんじゃないの!

 す,すみません,申し訳ございません。大急ぎで処理致しますので,どうかもうしばらくお時間をください

 また,ある日のことです。

 こちらは,地元で電気屋さんを営んでいるBさんです。

 ちょっとちょっと,あんたさぁ。こないだは,融資を借りてくれ借りてくれって頼んできてさ,いざ,こっちが運転資金が足りなくなって,お金借りに来てみたら,やっぱりお金貸せないって,いったいどういうことなの?ふざけてんの?こっちは毎日ギリギリで商売やってんだよ。なにかんがえてるわけ?

 そう言われましても,融資の審査が通らなかったものですから。返済のあてがないということですと,融資させていただいてもご返済いただけないという結果では我々もこまるものですから

 いやいや,返済のあては,今はないけど死に物狂いで頑張るって言ってるじゃないの。うちは長年あんたのところの口座つかってるんだよ。お得意様でしょ。お得意様をそんな邪見に扱うのがそちらのやり方っていう事なの?

 いえいえ,そういうわけでは全くないのですが,とにかく現状,融資は難しいもので・・・

 また,ある日のことです。

 こちらは,近所でパン屋さんを経営しているC社長です。

 Aさん,すみません,先日お約束した融資の返済金,すみません,今日,用意できなかったんです。

 なんとか,今月はちゃんと返済したかったんですけど,やっぱり,もうこの町の人口がどんどん減ってしまって,うちのパン屋の前を通る人が本当に少なくなってしまって,パンが全然売れないんですよ。

 ええー,C社長,それはないですよ,もう6か月,返済してもらっていないんですよ。今月は絶対返済してくださるとおっしゃったので,待っていたのですから。

 とにかくお金返してくださいよ。今日返してもらえないと,私,上司に報告できないんですよ。お願いしますよ。

 いや,そういったって,もうないものはないんだよ。

 もうウチは終わりだ。

うちのどこを探したって,金なんてないよ。持っていけるもんなら持っていきな!!

 わかりました,もうこれ以上待てません。私も上司に報告しないといけないので,残念ながら,もう裁判をさせていただきます。裁判をして,強制的に回収をさせてもらいます

 このように,Aさんは,大変な毎日を過ごしていました。

 はあ,C社長は覚えていないようだけど,実は,小学生のころ,C社長が,近所の子供たちによく菓子パンをタダで配ってたんだよな。本当は心の優しい人なのにな。そんな人を,追い込まないといけないなんて。はーあ,C社長のパン屋さん,おそらく,倒産になるだろうなぁ。

 Aさんは毎日,いろいろなトラブルに巻き込まれ,疲れ切っていました。

 ある日,Aさんは,朝起きたら,突然,目の前がぐるぐると回り出し,めまいがしてしまいました。

 こちらは,Aさんの奥さんのD子さんです。

 ねえ,あなた,大丈夫?最近疲れているようだけど。

 大丈夫。仕事,行ってくるよ

 ねえ,あなた,無理しないでね

 してないよ。仕事,行ってくるよ

 ちょっと,だいぶ体調悪そうだけど,大丈夫?

 うるさいな。しつこいんだよ。大丈夫だって言ってるだろ。しつこいんだよ。

 このように,Aさんは,ストレスで,身近な人に対して,怒りっぽくなってしまっていました。

 はあ,最近,なんだか,カラダがしんどいな。妻にも強く当たってしまって悪いことしたな。一体,僕はなにをやってるんだろう。こんな毎日になるなんて,こんなはずじゃなかったのになぁ。

 もう,仕事,やめようかな。

 いや,でも,あこがれの銀行に就職できたんだから,今,辞めたら苦労が水の泡だよ。

 でも,ほんと精神的にしんどいんだよな。

 でも,今,辞めたら,両親が絶対泣くよな。悲しませたくないからなぁ。

 このように,A君は悩んでいました。

 そんなある日のことです。A君はたまたま本を読んでいました。

 「ビジョンを持つこと」か。ビジョンを持つと,自分のあり方が定まる,か。

 なるほど,そっか。じゃあ,僕のビジョンって,なんだろう。

 ビジョンって,将来の理想の状態か,

 僕の将来の理想の状態って,なんだろうな。うーん。

 なんで,この仕事したいって思ったんだっけ。うーん。

 あ,そうだ。やっぱり,地元に貢献できることがしたかったんだよね。

今までずっと自分を育ててくれたこの町に恩返しがしたい,この町を活性化できることがしたい。それが原点だったんだ。

それで,今は,あまり繁盛していなくても,将来性や,成長可能性のある企業を応援できることがしたいと思ったんだ。そうすることで,この町の活性化に貢献したかったんだ。

そんな企業さんを探して,応援するために,この仕事始めたんだった。そうだった。

よし,もう少し,がんばってみよう。

いつの日か,この地元の町が活気を取り戻して,みんなで地域イベントやったり,子供たちが楽しんで暮らせる街並みが見られるように,そんなビジョンが見られるように,がんばろう!!

 こうして,A君は,忙しい業務のなかでも,なんとか時間を作って,地元の企業を回り,将来性のある企業を探し,融資のほか,企業のお得情報をお届けするようになりました。

 こうして,A君は,元々やりたかった,地元の企業の応援ができるようになりました。

すると,A君は,仕事を辞めたいという気持ちはなくなり,それどころか,自分がやりたい仕事をしているという満足感が増えるようになりました。自分で仕事をコントロールしている感覚が増え,自己肯定感が高まりました。

また,やりがいのある仕事,大変ななかでも,好きな仕事をしながら,人から感謝されることが増えるようになりました。

その結果,A君は,ますます,やりがいが増え,モチベーションが回復し,ますます仕事のパフォーマンスが上昇していきました。

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