2019年 5月 の投稿一覧

コーチングとティーチングの使い分け:紙芝居型ブログ ブログ#125

 難しい問題ですが,
コーチングも,
ティーチングも,
どちらも大切で,
 
 どう使い分けるか?
問題提起の紙芝居を作りました。

<コーチングとティーチングの使い分け>

 こちらは,とある,食品卸売会社のA部長とB部長です。

 A部長もB部長も,営業部に所属して,それぞれ部下を10名ずつ抱え,毎日,いろいろなプロジェクトをがんばっていました。

A部長は,とても勝気でせっかちな性格で,リーダーシップを発揮して人をひっぱっていくことが得意でした。他方で,人の話をじっくり聞いたり,意見を集めたり,調整することが苦手でした。

 他方,B部長は,とてもやさしく,おっとりとした性格でした。そのため,リーダーシップを発揮して人をひっぱっていくということが苦手でした。他方,気弱な性格のため,部下が心配してサポートしてくれることが多く,また,人の話をじっくり聞き,部署の雰囲気づくりや人間関係に細かい配慮をしていることを,一部の部下は知っていました。

 こちらは,社長です。ある日のことです。社長は,A部長とB部長を呼び出しました。

 コンコンコン,失礼します。

 おお,A部長とB部長,今日来ていただいたのは,実は,わが社が,一部,流通にかかわった製品の製造トラブルで,クレームが出始めているそうです。そこで,わが社でも対応が必要になりました。この時期,お二人の部署が超繁忙期だということはわかっているのですが,部下の方数名で結構ですので,対応に当たるよう指示してください。

クレームの対応方法はお任せします。発生したクレームには早期に対応し,また,クレームが広がらないよう,予防する策を講じてください。やり方はお任せします。

 はい,わかりました。

 A部長は持ち前のリーダーシップを発揮し,大急ぎで,自分の部署に戻り,クレーム対応メンバーを2人選び,一人目の部下には,すでに発生したクレームをすべて調べて連絡し,謝罪と再発防止策を伝え,密にコミュニケーションをとりつづけることを指示しました。

また,もう一人の部下には,製造元と連携して,クレーム予防策のアイデアを5つ調べて実行することを指示しました。さらに,サポートメンバーを2人選び,それぞれサポートさせました。

その結果,なんと,100件以上のクレーム先からすべてお許しをいただくことに成功しました。それどころか,誠実な対応に,ますます,会社のファンになったと言われることが増えました。

 この,ピンチをチャンスに変えたA部長の偉業に,A部長は全社員から称賛される結果となりました。 

 ヤッター

 他方,こちらはB部長です。B部長は,社長の指示にどうしてよいかわかりませんでした。

 はー,こまったなぁ。この時期,超繁忙期だから,クレーム対応なんて,部下の誰にも頼めないよ。この忙しい時期にそんなこと頼んだら,こっちが怒られちゃうよ。はー,こまった,こまった。どうしようかな。

 しょうがない,とりあえず,一人ひとり,話を聞いてから,誰が,クレーム対応やってくれそうか,聞いてみよう。

 だめだー,誰もやってくれそうにない。こまったなぁ。しょうがない。会議をやって,誰がクレーム対応するか,みなさんに,決めてもらおっと。

 それでは,会議を始めます。今日の会議は,今回の製品トラブルのクレーム対応メンバーを,誰にするか,みなさんで話し合って,みなさんで決めてください。すみませんが,よろしくお願いします。

 ・・・(誰も発言せず)

 B部長はこのような調子であったため,Bをしたっている部下が,みるにみかねて,クレーム対応メンバーに名乗りを上げました。しかし,初動対応までにかなりの時間がかかってしまい,迅速な対応ができたA部長と比べると,かなりクレームが広がってしまいました。

 おおい,B君,いったい君はなにをやっとるんだ。

 クレームの電話がますますふえてしまったぞ!!

 そしてまた,ある日のことです。また,社長は,A部長とB部長を呼び出しました。

 コンコンコン,失礼します。

 おお,A部長とB部長,今日来ていただいたのは,最近,ライバル業者の営業活動が強く,わが社の業績がどんどん落ち始めていることについて,対応をお願いしたいと思って,お越しいただきました。今後の業績アップ策を考えて実行してください。方法はお任せします。

 はい,わかりました。

 A部長は,さっそく,部下に次のような指示をしました。

 みなさん,最近,ライバル業者の営業が強く,わが社の業績が落ちています。このままではまずい状況です。対策を実行する必要があります。私が若いころは,業績を上げるために,

ひたすら,走り回る,泥臭く,足をつかって,何度も何度も頭を下げて,お土産をもって,挨拶周りをするということを繰り返しました。そこで,みなさんも,現在の3倍,走り回って,客先を回るようにしてください。

 こちらは,Cさんです。Cさんは,A部長の部下です。

 えー,いきなり,今までの3倍,客先回れって言われても,今だって,相当,回ってるのに,限られた時間で,どうやって3倍回ればいいのか,全然わからないよ。

 いきなり,そんなこと言われても,モチベーション下がるなぁ。

 このように,部員のモチベーションは下がり,業績も上がらない結果となってしまいました。

 他方,こちらは,B部長です。B部長は,部下に次のように伝えました。

 みなさん,最近,ライバル業者の営業が強く,わが社の業績が落ちています。このままではまずい状況です。対策を実行する必要があります。しかし,現場を離れている私よりも,最前線の現場にいるみなさんのほうが,現場のことをよくわかっていると思います。ですから,どうか,みなさんの力を貸してください。

 まずは,みなさんで,どんな対策を実行するか,話し合ってみたいと思います。その際,まずはアイデア出しの段階ですから,できるかできないかは置いておいて,どんな意見もOKというルールで,ブレーンストーミングをやってみましょう。

 そして,いろいろなアイデアから,仮説を立てて,検証する,トライアンドエラーを繰り返す,たくさんのアイデアをたくさん試してみる,という対策を実行してみたいと思います。

 B部長は,このような伝え方をしたため,チームメンバーは,どんな意見もOKということで,安心して,さまざまな意見・アイデアを出しました。

しかも,意見を出したり,話し合いをしたりするほど,そのアイデアを実行するとどんな結果になるのだろうかと,試すことに興味がわくメンバーが増え,対策を実行する際のモチベーションが上がりました。

 そして,だいたい60個ほどのアイデアが出て,地道にそれを試していきました。

 すると,なんと,そのうちのアイデアの一つが,大ヒットしたのです。

この結果,会社の業績は,一気にV字回復することとなりました。

 ヤッター,よくやってくれた,やったぞ!!やったー

 いかがでしたでしょうか。

 A部長とB部長の部下への接し方について,どのような違いを感じましたか。

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心理的安全性:紙芝居型ブログ ブログ#124

 あの巨大企業で証明された,
成果を出すチーム,
パフォーマンスの高いチーム

の秘訣,

紙芝居にしてみました。

<心理的安全性>

(出展:HR-COLUMN https://tunag.jp/ja/contents/hr-column/3771/

 こちらは,とある超巨大,世界的企業の経営陣の一人です。

なにやら,悩んでいる様子です。

うーん,わが社にはたくさんのプロジェクトチームがあるけれども,生産性の高い,成果を出せるチームというのは,いったいどういうチームなのだろう。

よし,そうだ,わが社のプロジェクトチームのなかで,生産性の高いチームを分析して,いったい,なにが生産性を高める要素になるのか,調査してみよう。

分析はわが社の得意分野だからな。

 こうして,社内の,生産性の高いチームを分析するというプロジェクトが始まりました。

 はたして,なにが正解なのでしょうか。

能力やスキルの高いメンバーの数が多いチームでしょうか。

それとも,チームワークが強力なチームでしょうか。

それとも,ベテランの経験値の多い人が集まっているチームでしょうか。

調査には時間がかかりました。意外なことに,分析がとても得意なこの巨大企業でも,この調査は困難を極め,なんと4年にも及ぶ歳月を費やしたのでした。

 そして,4年後のことです。

 やった,わかった,わかったぞー。

 答えは「心理的安全性」だったんだ。心理的安全性の高いチームは離職率が低く,活発にアイデアを発案して活用することができ,収益性も高くなるんだ。

 みなさん,この企業の名前をご存知でしょうか。

 このストーリーは,あのグーグルの,プロジェクトアリストテレスというプロジェクトを題材に作りました。

 この情報の出展はHR-COLUMNです。

心理的安全性とは,職場で,周囲の反応に関係なく,自分らしく働ける環境や雰囲気のこと,と言われています。

より具体的には,自分がどんな行動をとっても周囲から否定されることはない,と信じることができれば,チームの仲間に対して怯えや羞恥心を感じず,本来の力をのびのびと発揮できる,ということです。

> 

 それでは,みなさんの職場で,「心理的安全性」を高めるには,どうすればよいでしょうか。これについて,みなさんで意見交換してみましょう。

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