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補助金申請6つの注意点 #50

今回は,
経済産業省や中小企業庁関係の
補助金の注意点について,
お伝えします。


第1に,もっともよく,
誤解されているのが,
補助金の多くは,
採択,つまり合格ということになっても,
すぐに,補助金がもらえるのではなく,
採択してもらえた事業のための,
経費の支出を,実際に行ってから,
その後,しばらくたって,
再度,その経費の支出について審査を受けたうえで,
補助金が支給されるというものです。

そのため,
自社で,経費を使う前に,
補助金がもらえるものではないということが多いです。


第2に,
補助率や補助上限というものが
定められることが多いです。

たとえば,
補助上限1000万円,補助率3分の2,
というと,
1500万円を支出すると,1000万円が
返ってくるというものです。


第3に,
制度によっては,
補助事業から直接収益が発生すると,
その金額は,納付しなければならないという,
「収益納付」というルール
があることもあります。


第4に,
当然,申請書に嘘をかいたり,
ウソの報告をしたりしてはいけません,
犯罪になります。


第5に,
提出書類や手続に手間がかかり,
大変です。

ただし,これから,
継続的に,補助金にチャレンジしていくのであれば,
早めに慣れると良いかもしれません。


第6に,
補助金をもらうために,
やる必要のない事業をやるというのは,
お勧めしません。

補助金のメリットの一つとして,
計画書を作ることによって,
自社の状況を分析したり,
振り返ったりすることが,
経営にとって,
とてもプラスになるということが挙げられますので,
やる必要のない事業のために,
補助金を申請するはむしろデメリットになると思います。

以上,
補助金申請の6つの注意点について,
お伝えしました。

    経営力向上計画はじまりました #49

    「経営力向上計画」の認定,
    という制度が始まりました。

    これは,実質,用紙2枚ほどの,
    簡単な計画書を提出して,
    認定を受けられれば,

    借り入れの際の,
    金利が安くなる可能性があったり,
    固定資産税が安くなったりする,
    という制度です。

    そして,特に,おすすめする理由は,
    補助金がもらいやすくなるかもしれない,
    という理由です。

    というのは,
    実際,「ものづくり補助金」という,
    一般形態でも,
    1000万円が交付される,
    補助金制度においても,
    経営力向上計画の認定を受けた事業者は,
    補助金申請の審査において,
    「加点」されておりましたので,
    この点からしても,
    経営力向上計画を提出しておくことは,
    おすすめです。