今回は,
経済産業省や中小企業庁関連の補助金と,
よく,混同されてしまう,
厚生労働省の雇用関係の助成金の違いについて,
お伝えします。
①
ひとつめの違いは,
補助金は,応募者の申請書類の点数付けをして,
上位の方から,予算の範囲で,
採択・合格になるということが多いのに対して,
厚生労働省の雇用関係の助成金は,
点数付けなどはなくて,
一定の条件を満たせば,
全員,支給してもらえるものが多い,
という違いがあります。
②
ふたつめの違いは,
募集期間の違いが挙げられます。
経済産業省や中小企業庁関連の補助金は,
募集期間が,1か月とか2か月とか,
とても短いことがあります。
これに対して,
厚生労働省の雇用関係の助成金は,
比較的,募集期間が長いものが多いです。
以上の二つのちがいから,
経済産業省や中小企業庁関連の補助金は,
早めに準備をすることと,
点数が高くなるように,
事前に準備しておくということです。
そのためには,
常日頃から,補助金情報にアンテナを張って,
できれば,募集開始よりも先に,
自社分析であるとか,
評価ポイントの情報を収集しておいて,
文章にしておくなど,
必要な準備を済ませておく方が,
当然,点数が高くなりやすいということです。