今回は,
経済産業省や中小企業庁関係の
補助金を申請する際の
4つのポイントについて,
お伝えします。
多くの補助金では,
応募書類に点数をつけて,
上位の方から順番に採択される,
つまり,合格ということで,
補助金が交付されることになりますので,
いかに,点数を多くつけてもらうかということが,
重要になります。
そして,
審査の対象になるのは,
①自社分析と②補助事業計画,
を審査されることが多いです。
ポイントは,以下の4つです。
①
第1に,
自社分析をしっかり行うということです。
自社分析というのは,
文字どおり,
自社を適切に分析できているか,
それを説得的に,
文章で表現できているか,
ということがポイントになります。
そのため,
事業計画書を作るときと同じように,
日頃から,
SWOT分析・3C分析・誰に何をどのように分析など,
ポピュラーな分析をしておくと,
採点者にも,
適切な自社分析ができていることが伝わります。
②
第2に,
公募要領を読み込むことです。
上述のとおり,
補助事業計画の内容を審査されますので,
これは,その補助金制度が,
応募された方の事業に
マッチしているかということを審査されます。
そこで,重要なのが,
「公募要領」といって,
その補助金を申請するときの
マニュアル・手引のようなものですね。
そのなかでも,
特に,どういう部分を審査するもの,
ということが,なんとなく,
伝わる部分があります。
そこをしっかりと読み込んで,
それを文章に反映すると,点数が高くなります。
公募要領のなかで,
審査のポイントが,
はっきりと加点すると書いてある部分もあれば,
そうでなく,なんとなく,
ここが評価の対象になるのだろうな
という部分もありますので,
しっかり読み込むことが必要です。
③
第3に「わかりやすくアピール」することです。
たとえば,先ほどの,
公募要領のポイントであると思う部分を,
そのまま,「小見出し」にすることをおすすめします。
そうすると,採点官にも,つたわりやすくなります。
そのほか,テクニックとしては,
写真・図・グラフなどを活用するという方法もあります。
④
第4に,「早めの準備」です。
上述のとおり,
申請書類の点数で,評価されますので,
当然,じっくり書類を作れるほうが,
点数が高くなります。
そこで,今からでもできること,
それは,自社分析です。
これは今からでもできますので,
ぜひ,すぐに着手することをおすすめします。
以上,補助金申請4つのポイントでした。